ハイチェック付きエアプレス用荷重管理装置
LC370
・ 区間指定ピークホールドモード機能を標準装備。
測定位置と測定範囲を限定して計測することで、より正確な圧入力の管理ができます。
・ 2000回/秒の高速サンプリングとA/D変換により、高速での荷重管理が可能です。
・ 計測データをグラフィック表示、ピーク値のポイントを確認出来ます。
・ 良否判定の結果をブザーやランプで知らせ、NG時の処理や起動時の表示値のリセット等プレスと連動しています。
表示器 | 5桁(±99999)STNカラーLEDモジュール グラフィックディスプレイ |
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ホールドモード(※1) | 区間指定ピークホールド、区間指定ボトムホールド、サンプルホールド、その他 16種 |
A/D変換器 | 2000回/秒 |
上下限比較 | 外部入力により16種の設定可能 |
精 度 | 非直線性 0.02%FS±1digit |
電 源 | AC100V 50/60Hz |
制御函外寸 | 180×220×340 |
※1 標準仕様は区間指定ピークホールドのモードになっています
エアプレスではエアの圧縮性に起因するスティックスリップ(加圧力の変動や飛び出し)が起こる為に、厳密な荷重管理は困難でしたが、ハイチェック付エアプレスに取り付ける事によりブッシュやベアリングの圧入力の管理が確実に行えます。プレス出力のランニング表示は勿論、圧入ストロークの特定の区間の圧入荷重が、あらかじめ設定した範囲内で圧入されたか否か、即座に良否の判定を行い、その時のピーク値(ボトム値)を表示します。
NG時にはブザー音で作業者に警告し、プレスを停止させる事で不良品の連続発生を防止します。
指示された部品の抜け荷重を圧入荷重で管理する事により、組み付け作業の信頼性が飛躍的に向上します。